新しいモノに触れ。古いものに戻る。また新しいモノと出会い。時代を巻き戻す。同じようなことを30年くらいやっている。戻るということは、実は意識的にはできないものだ。
戻りたくなる気持ちはいつも突然。前触れなしにわき起こる。
どこに戻るのか? どこまで戻ってしまうのか? それはその時次第だ。
進んでは戻り、戻っては進む。最近、べースがどちらにあるかもわからなくなっている。
過去が「現在」となりつつあるからだ。過去が新しく思えることも多い。
何回、PING EYE2を買ったんだろうか。買っては眺め、しばらくするとなんとなく手放した。そして2年もしたらまた買って、また手放した。今は、10回目くらいのEYE2熱に犯されている。
行きつ戻りつ。戻る先にはたいていEYE2があるのだ。ならば、もうそれ使えよと自分に言いたい気分だ。
でも、今回は戻ってみようと思った理由が明確。使ってみようと思った“狙い”がある。
なんだかんだでEYE2使いになるのか? それが行きつ戻りつの結果ならば仕方ない。どこまでいっても、カーステンさんの掌の上で遊んでいるに過ぎないのだから。
行こうが戻ろうが、掌の上なんだ。