行きつ戻りつ

カーステンが施したイノベーションデザイン。現代のスタンダードである。

新しいモノに触れ。古いものに戻る。また新しいモノと出会い。時代を巻き戻す。同じようなことを30年くらいやっている。戻るということは、実は意識的にはできないものだ。

戻りたくなる気持ちはいつも突然。前触れなしにわき起こる。

どこに戻るのか? どこまで戻ってしまうのか? それはその時次第だ。

進んでは戻り、戻っては進む。最近、べースがどちらにあるかもわからなくなっている。

過去が「現在」となりつつあるからだ。過去が新しく思えることも多い。

何回、PING EYE2を買ったんだろうか。買っては眺め、しばらくするとなんとなく手放した。そして2年もしたらまた買って、また手放した。今は、10回目くらいのEYE2熱に犯されている。

行きつ戻りつ。戻る先にはたいていEYE2があるのだ。ならば、もうそれ使えよと自分に言いたい気分だ。

でも、今回は戻ってみようと思った理由が明確。使ってみようと思った“狙い”がある。

なんだかんだでEYE2使いになるのか? それが行きつ戻りつの結果ならば仕方ない。どこまでいっても、カーステンさんの掌の上で遊んでいるに過ぎないのだから。

行こうが戻ろうが、掌の上なんだ。

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在