ゲタ履きとなる

この古いウェッジが結構いいんですよねー。とくにフェース開くと! と言って「耕す。」メンバーの八和田さんが小屋に置いていったスコットランド・ベンセイヤー製ウェッジです。

なんでココに置いていくのかしら?と思いつつ、グリーン周りで何球か打ってみたところ、確かにフェース開いて打った方がいい感じで打てる。開いた方がバランス良く振れる。そんな感じのウェッジだ。

この波型のソールの何がいいのか、検証してくださいと八和田さんは言って帰った。

このソール、スクエアで構えた時にはあまり機能はしないと思う。でもフェース開いてみると、、、

見事に下駄履きソールになります😅 バフラーって感じ😅

そして平らなソール面が飛球方向から見ると、雪上ラッセル車のバンパーみたいに「そそり立つ壁」となってくる。これで砂や土を押し出しながら進むのだ。だから、たぶんこのウェッジはフェースを開いてナンボ。その方が結果がいいはず。

よくみたら、バックフェースに「ブルドーザー」って、書いてありますやん(笑) 雪上ラッセル車じゃなかった。

こういう変わったゴルフクラブを眺めたり、使ったりして「設計意図を想像」するのは楽しいものです。小屋に置いていかなくてもいいですが😅

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在