家の中でできる練習②

21.4世紀ゴルフ (69) 

前回に引き続き、家の中でも上達できる練習。今回はパッテイングの21.4世紀ゴルフ的提案です。

これが上手くできるようになると、微妙な距離感までつかめるようになり、3パットが激減します。

それは、「カップに入れない、ターゲットに当てない」練習です。

【準備】

まずは準備ですが、場所はパターマット、カーペットの上でも何でもOKです。ボールは3個使用します。

【やり方】

*パター練習マットの場合
カップが開いている、カップを置くマットでは、ボールがカップインしないように打ちます。  
  

1球目 カップのギリギリ手前で止める

2球目 カップギリギリの左真横に止める。

3球目 反対の右真横に止める。
  

3球1セットで行います。

ボールがカップインしてしまったり、大幅にショート、少しでもオーバーしてしまうとアウトです。

*カーペットの上などの場合
ターゲットは、パターカップ、部屋の壁、椅子の脚など何でもOKです。  

3球ともにカップ、壁、脚のギリギリ手前でボールを止めるように打ちます。  
少し長い距離が取れるようであれば、それぞれの30㎝手前にラインを引いてください。

ターゲットに当たってしまったり、30㎝手前のラインに届かないとOBです(笑)
  
ゲーム感覚で楽しくやってみていただければと思います。はじめは上手く距離が合わないかもしれませんが、少し続けていくと自分なりの距離に対する打つ強さの基準がつかめてきます。

お試しを。

注意:同じ強さで打っても、マットやカーペットとコースのグリーンでは転がる距離が変わりますので、スタート前に感覚を調整する必要があります。

どうしてこれをやるといいのか?どうやったら上手くできるのか? 詳細は、以前の記事「寄せる・入れるコントロールショットスイング」 「方向性か距離感か」を参照ください。

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員