21.4世紀ゴルフ(61)
「こうしたい、こういうボールが打ちたい」というスイングの改善を習得するためには、一定の期間が必要です。
多くのアマチュアゴルファーの皆さんは、新たな方法を試して、すぐに結果が出ないとまた次の方法を試すことを繰り返しているように感じます。結果は、改善されるどころか、訳が分からなくなって逆に悪くなることもあるように思います。
以前の話「戻る場所を見つける」を参照ください。
「馬鹿の一つ覚え」という言葉があります。一般的にはあまり良い意味で使われませんが、スイング改善・習得には当てはまる部分があると考えています。
そうは言っても、実際の練習では単に同じことの繰り返しではありません。人間ですから、単純な繰り返しは、すぐに飽きて違うことをしたくなってしまうと思います。
飽きずに続けるためには、やることは同じでも、1球ずつ「このイメージだと上手くいくか」、上手くいかなければ「こっちではどうなるか」いろいろなイメージを試しながら行うことが大切です。
でも、多くのアマチュアゴルファーの皆さんは、やりたくても毎日のように練習場に行って練習することはできないと思います。
そこで、今回は、練習に行けないのであれば、自宅でやったらどうですか。という提案です。
所要時間は、最長30秒です。
「短かっ!」って思いましたか?巷でよくある、毎日たった10分、5分や3分は、実際にやってみると思った以上に長いです。
30秒なら毎日続けられると思います。(笑)15秒でもOKですよ。
何をするかというと、「改善したい動きの確認」です。
確認ですから、練習ではありません。
目的は、次に練習に行く時まで、①身体の動きのイメージをキープしておくこと ②改善のためにやることをハッキリさせておくこと です。
もし、スイングを変えたい、良くしたい、こうなりたいと思っているのであれば・・・。
意外な効果がありますので、お試しを。