巡季

凍てつく寒さの中おじさんが手弁当で拵えた葦の柵に守られて、踏み荒らされることなく新芽を吹いた半夏生。梅雨のころ、半分だけ白い葉を茂らせる半夏生は七十二候のひとつと同じ名前でもある。そういえばあの時のおじさんは元気にしているだろうか。

半夏生の新芽が吹いてきました。寒の戻りが度々ありますけれど、季節は確実に巡ります。春夏秋冬を感じつつ生きる、そのくらいの大雑把も悪くないけれど、二十四節季を意識してみると良いかもしれません。今更ながら〝ああそうなんだ〟と思えることが増えるかもしれません。

おじさんが柵を作ったときの記事

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー