21.4世紀ゴルフ(112)
グリーン周りのアプローチで、ザックリやトップなど苦手としているゴルファーは多いですね。今回は、急に調子が悪くなった時などに応急処置としてザックリ・トップが激減するアプローチの打ち方の提案です。
一言で言うと、「アプローチはクローズドスタンス・一本足で打つ」です。
アプローチが上手くいかないゴルファーの共通点は、スイング中に体重が動きすぎたり、グラつくことです。小さな振り幅のスイングなので気がつかない方がほとんどですが・・・(笑)
ですので、体重が動かないように一本足的に構えることと、特にダウンスイングからインパクトにかけてグラつきますので、それを防ぐためにクローズドスタンスにすることが必要になるわけです。
やり方は以下の要領です。
①まずは、両足を揃えて立ちます。
②左足にほぼ100%のイメージで体重を乗せます。
③右足にはほとんど体重はかけません。左足のカカトくらいまで後ろに引いてつま先で支える感じです。
④ボールは左足親指の前に置きます。ハンドファーストに構えないようにしてください。
⑤これで準備完了です。
あとは、スイング中に身体のバランスを崩さないように、右手でクラブヘッドを動かしてボールを打つだけです。
グリーン周りの短い距離のアプローチでは、ザックリもトップもなく、かなりの確率で思い通りに上手くボールが打てるはずです。
ただ、この打ち方は遠い距離を打つことができません。体重を移動させることができないので大きく振ること、ヘッドにスピードをつけることが出来ないからです。また、冒頭で応急処置的と言ったのは、この打ち方は振り子で打つ事になりやすいので、21.4世紀ゴルフのコントロールショットスイングの方法とは違います。本来であれば、クラブヘッドの高さが変わらないように動かすスイングを身につけてもらえると、いつも寄るアプローチができるので、もっといいと思います。 詳細は「寄せる・入れるためのコントロールショットスイング④(アプローチ編①)」を参照下さい。
お試しを。