
和製英語のカタカナ言葉が溢れる時代ですけれど、失われつつある昔ながらの言葉には大切なものがあったように思います。自己正当性の主張ばかりが目立つ時代ですけれど、もっと寛容にあったらいいなと思います。許し許され、想い想われ、そういう時代が好きでした。
無いものねだりが人間の性かもしれませんけれど、あるもので足らすことの美徳もあると思います。久しぶりにマッチで火をつけながら、ライターにはない素朴な動作の懐かしさとか、マッチ自体の機能美や潔さに心奪われました。
液晶越しのコミュニケーションに躍起になっておりますが、そばにいる人との肉声での他愛もない会話のほうが心満たすような気がしている今日この頃です。