善だと思えば悪が生まれる。

芝面のところどころに凸凹ができている。これが不陸(ふろく)。

自己完結。自己満足。以上。

TURF AID(目土など)を嬉々としてやっていると、偽善ぽくみえるらしいですね。

なんとなく、かなり小さい「善」だなぁと思います。

果たして、目土は善行なんでしょうか?

放っておくとフェアウェイもラフもボコボコになってしまう。

削り取った分をすぐに埋めておいたら、再び芝生が覆ってくれた時にフラットになる。

絶対そのほうがいいから、やっているだけなのですが。

削った地面を埋めてあげれば、また凸凹のないフェアウェイに。

これが「善」と思われちゃう時点で、ずっと行われてきたマナー教育って、うまくいっていなかったんだなぁと思います。

自分のショットの後始末をすることは、マナーでもエチケットでも、まして善行でもない。

いたって普通のことだと思うのです。

目土をしない人を「悪人」とは思いません。

目土をする人を「善人」だとも思いません。

ボコボコよりもキレイなほうがいいから、やっている。

それだけなのです。

私もやりたくない日は、やってないです(笑)

善だ、悪だというほどのことではないのです。

自分がどうしたいか。それだけのこと。

 

 

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在