21.4世紀ゴルフ⑩
ほとんどの方はコースマネジメントという言葉を聞いたことがあると思います。これはベストスコアを更新していくには、とても大切な要素です。簡単に言えば、「良いスコアで上がるにはコースをどのようにプレーすればよいのか」ということですね。
では、実際にコースをプレーするにあたり、このコースマネジメント、実践できていますでしょうか? 私が見ている限り、実践しようと思っても出来ている方は少ないように感じます。
その原因は、コースマネジメントを実践する上で必要な2つのことを知っている方が少ないからではないかと思います。
2つのこと。
それは「自分を知ること」。もうひとつは「コースを知ること」です。
では、細かく説明していきます。
まず、「自分を知ること」。それは自分に出来ること、出来ないことを知るということなんです。
単純に考えれば、出来ることを続けていけば失敗が少ない。いいプレーができるはずですよね(笑)。でも、皆さん、意外に自分を知らないのです。
クラブ各番手の飛距離(キャリー)、ボールの高さや曲がる傾向、得意・不得意なクラブ、ライ、傾斜、パットのラインなどなど。出来ることと出来ないことがハッキリしておかなければ、いざゴルフというときに、正しいジャッジができませんよね? できれば、どのようなミスショットの傾向があるのかも知っておくとさらにいいと思います。
次に「コースを知ること」です。
これは、各ホールのラフ、バンカー、グリーン、池、谷、林、などの距離・形状・状態・傾斜を知っておくことです。アマチュアの場合、ホームコースや何度もプレーしたことのあるコースを除いて、初めてプレーするコースでは事前にチェックすることはなかなかできないと思います。なので、最低限のこととして、距離だけはしっかり把握しておくようにしましょう。距離計測器を使用してプレーするのも有効です。
↓おさらいです↓
ショット=距離+自分の出来ること。
常に届くのか届かないのか、越せるのか越せないのかなどの判断を明確にしてプレーする。それがコースマネジメントの第一歩です。
ベストスコアを更新するには、「まあ、いいかっ」「大体これくらい」のプレーをしないことが必要なんです(笑)。自分の出来ることと、コース(距離)を知れば、あやふやなプレーをしなくて済むようになると思います。ぜひお試しください。
つづく。