アウトプットの質

良質な釜炒り茶を旅先でも簡単に味わえるように工夫されたドリップバックには、良質な安らぎをいっぷくに提供したいという愛がある。茶葉の開き具合も香りも急須に劣らない。

モノに良し悪しなんて本当は無いのだけれど、その道を究めた人が真心を込めて作ったものには愛がある。それを感じるか否かに良否なく善悪もない。ただそれだけのことのなのだけれども、表現者の一人として同じアウトプットをするならば見習いたい点が多くある。機能だけ満たした規格通りの量産品とはちょっと違う味わいを潜ませた作品を送り出したいと思う。

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー