ゴルフクラブを選ぶコツ《1》

 人それぞれ、迷子にならないスペックがある。

これまで何十年にわたり、ゴルフクラブは毎年毎年、新製品が出ていますので、世の中にはもう数えきれないくらい、それは無限と言っていいくらい出回っていることでしょう。

それだけ種類がありますから、その中から、自分に合ったものを選ぶのって本当に大変ですよね。

もちろん、いちばんは経験の積み重ね、いろいろなものを打つことが重要ですが、その中で自分がどんなタイプのゴルファーなのかを理解していくことが、その近道になっていきます。

やみくもに探していたら、宝探しに近いものがあるかもしれませんね。

前回の、一発目の重要性の話しにもつながるのですが、少しずつ自分がどんなクラブを打つことができるのかというのを覚えていくことで、自分に合うクラブ、好きなクラブというのが見えてくることになるでしょう。

そして、その中のゴルフクラブのもつ特徴をとらえていくことで、だんだん、自分が打ちやすいな~と思うものがわかってくるはずです。ゴルフクラブを選ぶ上で、ゴルフクラブのどういったスペックに気をつけていくと迷子になりにくくなるのか、これから何回かに分けて、ご説明していきたいと思います。

ゴルフクラブを選ぶコツ①自分を知る 

ゴルフクラブが千差万別であることと同時に、打つ側も誰一人として、同じ人は居ません。

まずは打つ側の方が、自分がどんなタイプなのかがわかっていないとどんなクラブを選んで試していったらいいかもわからないと思います。

たとえば、これは性格みたいなもので、せっかちだったり、のんびり屋だったりしますよね?

また、人間はいろんなクセを持っています。なくて七癖なんて言いますから、癖のない人は居ないことでしょう。

つまり、ゴルフクラブに対する考え方も、人それぞれで微妙に違っていますし、それは、ほぼ好みという形で出てきます。

そう、その好みを前面に出してください。それが第一歩です。

僕はこんなクラブが好き。それだけでもいいのです。

長年ゴルフをされている方なら

「今まで使ったクラブで、これが良かった。」

というものが必ずあると思います。

そのクラブの特徴というものを紐解いていくと、自分の好みが垣間見られると思います。それを是非、思い起こしてみてください。

最近始められた方は、実は、最初に持ったクラブから一番影響を受けることになります。というのも、スイング形成は、クラブによりますので、最初に使ったクラブの打ち方になることが多いことが、これまで数々のプロ、アマを見てきた経験からわかってきました。

いかがでしょうか?

まずは、自分探しの準備をしてみてください。

(このお話は続きます)

この記事を書いた人

三瓶大輔

三瓶大輔

Cultivator/ DAISUKE MIKAME
(しごと)
93年よりブリヂストンスポーツゴルフクラブ開発部に所属。主に計測評価グループで同社ゴルフクラブのほぼ全モデル(J’s、 TOURSTAGEなど)に関わりました。01年に同社ツアー担当として渡米、日米のトッププロとコミュニケーションをとるようになりました。03年後半からはアクシネット(タイトリスト)に移籍。総合契約選手を担当する傍ら、若手発掘の一環として有望な学生たちとの交流も始まりました。09年よりウェッジ・パター専任となり、スコッティ・キャメロン、ボブ・ボーケイの2大巨匠から多くのことを学んでいます。現在はその経験を活かし日本国内でボーケイの哲学を広めるため、国内で唯一となるウェッジフィッティングイベントを毎週末開催。これまで担当したゴルファーはのべ1,500人を超えています。
(じぶんのどうぐ)
自分の使う“道具”にも相当こだわっています。ゴルフ歴37年、ありとあらゆるクラブ、スペックをテストしてきました。その経験も加味して、自分なりにゴルフクラブの理想像をもっています。JGA ハンディキャップ最高+1.4。慶応義塾大学理工学部卒。