線をつなぐ仕事。

球筋をイメージできる顔。

マスダゴルフのショールームに行きましたら、出来立てホヤホヤのニュードライバーがありました。今回は黒が基調、フェースも黒で精悍さが際立っています。ソールにはスクリューが鎮座し、これだけでマスダのウッドクラブだって気がします。今回はこのスクリューがややヘッド後方に配されましたね。スクリューの周りには、DR/FBLの文字。DRはDRIVERでしょうが、FBLって何でしょうね? このあたりはメーカー正式発表での説明を楽しみにすることといたしましょう。

構えてみると、体積は460ccはないな、という印象。真っすぐ構えやすいフェースアングルですが、ほんの少しフェースとホーゼルのつながりが内に入ってみえて、しっかりつかまりそうなイメージを持ちました。

どういう線でシャフト、ホーゼル、ヘッドをつないでいくか。このへんの在り方がデザイナー、職人の考え方、センスの表れるところですね。ヘッドはヘッド、シャフトはシャフトで考えていると線が分断され、どう構えたらいいかわからないモノになってしまいます。

増田雄二さんのように自分でヘッドを研磨する人は、必ず線をうまくつなぐ意識と技、そして目を持っていると思います。パター、ウェッジ、アイアンだけでなく、ウッドクラブにも。流れるように線がつながっている。どう飛ばすかも重要ですが、線をつなげてナンボの職人仕事なんだなって思います。人間が構え、打つ道具ですからね。

このドライバーの詳細は、公式ホームページにアップされると思いますので、毎日チェックしてみてくださいね。

それにしても、FBLって何だろう?(笑)

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在