手段を見極める

21.4世紀ゴルフ(153)

ゴルファーなら誰でも、もっと上手に楽しくゴルフができるように、常に何かしらスイングを改善しようとしていると思います。

前回、スイングの目的と手段の提案をしましたが、今回は、スイング改善に効果的な手段の見極めの提案です。

スイングの改善には、握り方、構え方、身体や手の使い方、クラブの動かし方などなど、人によってそれぞれだと思いますが、こうした方が良いのでは、このやり方がいいかも・・・などなど、いろいろな方法を試しながら取り組まれているのではないでしょうか。

どの方法が良いのか人それぞれだと思いますが、試してみる前に、ひとつだけ大切なことがあります。

それは、なぜ、そうすることが良いのか?その理由を知ることです。

理由を確かめて、「なるほどそういう事か!だからこうするんだ!」と納得してから試すことが大切だと思います。

理由がハッキリして納得できていれば、取り組む手段に疑いや迷いもなくなると思いますし、少しの間我慢してでも出来るようになるまで続けられると思います。

理由が曖昧、よくわからない・理由を説明できないやり方は、頑張って取り入れようとしても効果が少ないかもしれません。

皆さんも、今取り組んでいる手段の理由を一度確かめてみてはいかがでしょうか。

効率的にスイングを改善できる手段を取り入れて、今より更にゴルフを楽しんでもらえると嬉しいです。

ご一考を。

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員