続 唯一のゴルフ上達法

21.4世紀ゴルフ(141)

前回に引き続き、「唯一のゴルフ上達法」を今回は違った観点からお話しします。

本気でゴルフが上達したいと思っている方だけ、お付き合いください。

守・破・離 

すでに皆さんも良くご存知のことと思います。

道(華道・書道・柔道など)を習得していくための上達の過程、道筋ですね。

ゴルフをゴルフ道として考えてみれば、同じ事が言えるのではないでしょうか。

守 ⇒ 破 ⇒ 離 の順番に習得していくことで上達していきます。

ですので、まずは守を身に付けることです。守が習得できていないうちに、破に進んでも上達は望めないということです。 

守:基本などのやるべきことを守って、出来るようになるまでやり続ける
前提として、基本とは何か。やるべきことは何か、自身が納得できる基本・やるべきことを知ることです。

破:出来るようになったら、守を破って、ほかの方法も取り入れてみる。時々守に戻って確認する。
更に上達していくために、他の方法や次の課題に取り組むことですが、守を忘れないことが大切です。

離:守・破から離れて、自分独自のスタイルを確立する
ここまで来ると個性です。人それぞれに見た目のスイングが違うわけですが、いずれも守と破が出来上がっていることが条件です。

前回の「続ける」提案は、守の部分でした。(もちろん破・離でも続けることが大切です。)

守を習得するにしても、やり方はいくつもありますし、人それぞれに習得しやすいやり方があると思いますので、自分なりに納得できる・習得しやすいと感じる方法を選択することが大切だと思います。

また、どこまでのレベルまで上達したいのかにもよりますが、スコアが90を切るまでであれば、守だけを習得するだけで十分だと思っています。

ちなみに、21.4世紀ゴルフの守は、アドレス・右手の使い方・体重(重心)の動かし方の3つだけです。

この3つを、3ヶ月間、ボールを打てなくても素振りやイメージ作りを毎日続ければほぼ習得できます。

ご一考を。

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員