21.4世紀ゴルフ㊷
今回からバンカーショットについて21.4世紀ゴルフの考え方をお話していきます。バンカーにはガードバンカーとクロスバンカーがありますが、今回はガードバンカーについての基本的な考え方です。
アマチュアゴルファーはバンカーショットが苦手な人が多いように感じますが、その原因は以下のようなところにあるのではないでしょうか。
・地面にソールできない、ボールを直接打たない(手前の砂を打つ/エクスプロージョン)など、他のショットと条件が違う
・エクスプロージョンショットをする意味、構え方や打ち方が理解できていないこと
・ボールを直接打たないので、スイングのスピード・振り幅とボールの飛距離のイメージのギャップが大きい
・窪地から打ち上げる場合が多いので、ボールが上がるかどうかの高さがイメージできない
・他のショットに比べ練習できる機会があまりない
《バンカーショットの基本》
アドレス・スイングは、フルショットスイングと同じです。これまで紹介したフルショットスイングの項を参照ください。原則としてはフルショットスイングのポイントの復習でOK。直接ボールを打たないので下記をプラスしてください。
・スイング
真横から払うイメージです。打ち込むイメージは不要です。目安としてボール1個分程度手前の砂から払っていきますが、気にし過ぎないようにしてください。
飛ぶ距離の目安は、ボールを直接打った時の1/3です。20ヤードのバンカーショットは60ヤード打つイメージが必要です。クラブはサンドウェッジを使いますが、バウンス角が大きく、ソールの広いものを使うと良いと思います。
・アドレス
体重配分は左右5:5、スタンスを広くして、砂に埋めて不安定な足場を安定させます。足が砂に沈む分クラブは短く握ります。
ボールの位置は1個分だけ左足寄りに置きます。
フェースはスクエアでクラブシャフトを地面に垂直にセットします。そのため左手の握りは親指をグリップの真上に置きます。ボールは十分に上がります。
練習場やコースで、バンカー練習場があれば貴重な機会なので積極的に練習すると意外と簡単に上達できると思います。
お試しを。