特別にしない努力

オリジナルターフエイドバッグ CLUBER BASE ONLY COLOR

TURF AIDグッズが一斉に出来上がってきた8月だった。耐久性抜群で使い勝手もいい「ターフエイドバケツ」に、入門編&担ぎセルフにおすすめの「スコップレスターフエイドバッグ」。そして、最もデザイン性に優れ、オリジナル、原点と呼べる「ターフエイドバッグ」。その3アイテムがすべて8月に生産アップしてきたのだ。

欠品が常態化している「ターフエイド」アイテムが我が小屋に“あふれている”。嬉しいやら、不安やら。複雑な心境である。皆様にはどうぞ、この機会にお買い求めいただき不安解消にご協力お願いいたします(笑)

ターフエイドバケツは、クラバーベースアウトレットでしか扱っておりません

ターフエイド活動は2015年から始めたものですが、じわりじわりと口コミでゴルファーの間に認知が広がってきました。口コミでというよりも、TURF AIDER(やっている人)の姿を見て、俺もやろうかなという気分が広がっているのだと思います。

見ることも、知ること。知らないを減らすことになりますね。

左のスコップレス ターフエイドバッグはふにゃふにゃなので手で底部を揉めば砂を押し出すことができます

機運というのは、初めだけ昂まって次第に終息してしまうものです。TURF AIDも2015年当時が最も話題性があり、勢いを感じました。8年を経過した今は、取り立てて話題になるようなこともなくなりました。

しかし、火種は常に燻り続けています。燃え盛るよりチロチロと。新たな人たちが別の場所で、新しい火を簡単に起こせるように。ブームを作るよりも、長く続けることのほうが実は難しい。8年経って感じるのは、続けるために大切なのは「ブームを作らないこと」「トレンドだと思われないこと」なのかもしれません。

一過性のものではなく、ゴルファーにとって常に「必要なモノ」でありたい、ということです。TURF AID自体がゴルフする上では、とくに特別なことではないのですから。

コースの補修(目土、バンカー均し、グリーンのボールマーク直し)を、ショットの一部と思うゴルファーがじわりじわりと増えたらいいなと思います。そのためには誰かが発信を続けていかなければなりません☺️ 「特別感」が薄まるといいなと思います。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在