自由

古いゴルフ道具を使っていると「進化を否定している」ように思われてしまうようだが、それはまったく違う。

そもそも、新しい・古いで使うものを選んではいないのだ。

選択基準の中に、新しい・古いがまったくない。使ってみて感じがよければそれがいい。シンプルである。

飛距離が出る道具を使わなければならないというルールでもあれば、最新のセットになるだろうが(笑)

それくらい最新モデルの飛距離性能、直進性は向上している。それは間違いないところ。異論はない。

 

でも、私は昔から、「古いのから最新まで」を選択肢としてゴルフ道具と向き合ってきたのだ。たまたま巡り会った道具の中で、その時にいいと思ったものを使う。それだけである。

 

最近は、「ラストセット14本 我が解答」というテーマで、人生の終盤をともにする1セットを選出する意識を持ってボールを打っている。一般的な名器、評価が高いモデルにはなっていかないところがおもしろい。ちょっと前なら格好つけて、少しでも名の知れたモデル、珍しいモノを14本の中に残したがったと思う。

でも、もう、そういう時期すら過ぎた。まさに、今、自由。自分の感覚に素直である。

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在