めいき探索

手前/Sportsman TOMMY BOLT 107 中/MacGregor TOMMY ARMOUR IMG 5 IRON MASTER 奥/Bristol GEO LOW WIZARD 600

古いパターヘッドを並べてみました。

何を感じるのかは見た人におまかせですが。

並べ方や構図に、私の作為が表れてしまっているようで。

おまかせと言いつつ、かなり誘導しているなぁ。

そんな反省も少しアリです。

いちばん手前のパターは、

フェース面上にバランスポイントがありませんでした。

やじろべいには、ならないヘッドです。

他の2本は、かろうじてフェース面上でバランスがとれるようになっています。

これを「進化」ととる人もいるかもしれませんね。

でも、打ってみたらいちばん手前のパターが自分にとって、

いちばん「合う」道具である可能性もゼロではないはずです。

もし、手前のパターが気に入った場合、奥の2つは「進化」ではなく、

「よけいな改造をされたモノ」と感じるかもしれないですね。

TOMMY BOLTは、きっとそう感じるでしょう(笑)

 

 

いえ、その前に。

現在のマレットパターを使っている人からしたら、

これらはすべて“古いモノ”という括りで、難しい! とバッサリといかれるでしょう😅

TOMMY ARMOUR IMG 5のフェース面上の重心。ギリギリ、フェース内にありました

これを見たら、どう でしょうか。

当てたいところに、バランスポイントはありません。

多くの人が「これはアカンわ」と思ったのではないでしょうか。

でも、これはジャンボ尾崎の黄金時代を支えたパターとして、

「名器」の呼び声高いパターです。しかも復刻版ではありません。

つい最近も池田勇太プロが使って勝ったと、話題のカタチでもあります。

とても、おもしろいですね。

「飛ばさない道具」ならではの奥深さ。

こういう方向から見ると、ゴルフクラブ選びがとても愉しくなります。

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在