一世紀を超えて

暴風雨も過ぎ去り初夏のようになる。二週間前にようやく新芽を吹きだした栗の大木は、枝が折れることもなく清々しく生えていた。考えてみればロシア革命のころにはもう生えていたわけで、ひょっとしたら丁髷頭の時代から生えていたわけで、相当なことをやり過ごしてきたわけだ。

名匠井上誠一氏が切らなかったこの栗の木は、輪厚の丘で今年も甘い実をつける。いまからもう秋が楽しみだ。

 

二週間前の栗の木の様子です

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー