60年前のモノクロ写真にある栗の木は既に大木だった。100歳はとうに過ぎたであろう大木に、今年も美しく新芽がふきだした。名匠井上誠一氏があえて残した栗の木に敬意を払いつつ、感慨深くみあげたその枝先はあんがいと繊細で上品だ。
ゴルフコースをあるくとき、四季の移ろいを感じたり、風や香りをたのしんでもらいたい。そのくらいのゆとりがあれば、ゴルフコースはもっと愛おしくなる。
60年前のモノクロ写真にある栗の木は既に大木だった。100歳はとうに過ぎたであろう大木に、今年も美しく新芽がふきだした。名匠井上誠一氏があえて残した栗の木に敬意を払いつつ、感慨深くみあげたその枝先はあんがいと繊細で上品だ。
ゴルフコースをあるくとき、四季の移ろいを感じたり、風や香りをたのしんでもらいたい。そのくらいのゆとりがあれば、ゴルフコースはもっと愛おしくなる。
Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー