スイング作りの考え方①

21.4世紀ゴルフ(78) 

皆さんは、スイングする時に次のようなことを意識していませんか?

①ボールをよく見る
②左手でしっかり握る
③身体や肩をしっかり回す
④脇を締める

これらは私自身もゴルフを始めてから何度も聞いたり、実際にやってきたことでもあります。

そう、これらは過去形。すでに実践してきたゴルフの基本です。

今回から、ゴルフの基本とされている代表的な4つについて、21.4世紀ゴルフの考え方を提案していきたいと思います。

これらを意識してきて、スイングが上手くいっている方は、ここから先を読んでいただく必要はありません。「やっているけど、どうも上手くいかないんだよね!」という方はお付き合いください。

基本とされる動きを文字のように正確に「なぞる」ことができないのがゴルフスイングの難しさ

まず最初に。

ずっと昔からゴルフスイングの基本とされているのに、なぜうまく習得できない人が多いのか? それはその意味合い、本質が理解されていないからなのではないか、と思っています。

この基本をいつ・誰が提案したのか? どうしてこれをやるといいのか? どうやったらできるのか? 万人に共通することなのか? という点について説明が書いてある本や資料を探しましたが見つけることができませんでした。「基本」という割りには、その解釈はゴルファーの試行錯誤とその中で得られる印象に委ねられているのです。簡単にいえば、誤った「わかった!」が積み重なることによって、理解ではなく誤解が育まれてしまうのではないでしょうか。

誤解を招く原因について整理してみたいと思います
1:個人的なイメージ表現
まずは個人的に持ったイメージで、その人が上手くいったからだと考えられます。イメージは、あくまでイメージであって実際の身体の動きとは一致しないことがほとんどですが、本人は思った通りの動きを実際にやっていると思っているはずです。個人的なイメージなので、他の人も同じイメージでうまくいくかどうかはわかりません。

2:個人的な感覚表現
スイング中の動きは、その人の感覚でしか表現できません。個人的な感覚ですから他の人も同じ感覚を持っているとは限りませんので、上手くいくかどうかはわかりません。

3:なる事とする事の混同
スイングするのに自然になることと意識してしようとするとは違います。自然になることはそこだけを意識してしようとしても出来ません。結果として自然にそうなるように身体の違う場所の動きを修正する必要があります。特にスイングの分解写真や動画などは非常に参考になりますが、一瞬を切り取った形は、意識してやっている形なのか・結果として自然になっている形なのかを判断することが大切です。

以上のように、「文字通りにやろうとすると上手くいかない」ことが起こると思います。ゴルファーそれぞれに上手くいくためのスイングのイメージや感覚が違うからです。また、自然になることをしようとするからです。

思い当たる方は、一度考えてみてはいかがでしょうか。

次回から、それぞれについて、もう少し詳しくお話していきたいと思いますので、興味のある方はお付き合いください。

この記事を書いた人

伍井 佳介

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員