ショットを安定させるには。

21.4世紀ゴルフ⑰

ボールの曲がり(ズレ)には①左右、②前後、③高低の3つがあります。

①左右の曲がり
アマチュアゴルファーにとって一番気になる悩みだと思います。
でも、アマチュアの方のショットを見ているとボールそのものは思ったほどに曲がっていません。
ボールを打ち出す方向がズレてしまうことが問題なのです。

インパクト時のフェースの向きを意識して練習してみるといいと思います。

②前後の曲がり
これは距離感に直結しますが、思いのほかアバウトなアマチュアゴルファーが多いですね。
アバウトになってしまう原因は、自分の飛距離を知らないからだと思います。特にキャリーの距離感を把握しているアマチュアは少ないです。

まずは、一度自分の飛距離(キャリー)を確認してみることをお勧めします。
その上で、コースでのクラブ選択はナイスショットの飛距離を前提に番手を選びましょう。
ドライバーショットであっても距離感を考えて打つと失敗が少なくなります。

③高低の曲がり
アマチュアゴルファーのほとんどの方は意識がないようです。
でも、実は3つの曲がりの中で最も大切なものです。
なぜなら、ボールの高さが一定すると、左右に曲がらなくなり前後の飛距離も一定しますし、曲がるにしても曲がり方が一定するからです。
周りの上手な人を観察してみてください。高さが一定しているはずです。

ですので、高さが一定になるように意識して練習してみてください。

お試しを。

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員