21.4世紀ゴルフ⑯
ボールを正確に遠くに飛ばすためには、「止めること」がとても大事です。(右打ちの方の場合でお話します)
ゴルファーは、スウィングをするときに出来るだけヘッドスピードを速くなるようにクラブを振ろうとしますよね。それはそうですよね。飛ばしたいですから(笑)
でもその時に、アマチュアゴルファーの多くは、身体を「動かすこと」に意識がいき過ぎてしまっているように思います。身体を大きく速く動かす、回転させることは大事なことなんですけど、それだけではボールに当たらなかったり曲がるんですね。
また、止める意識を持つとすればバックスイング時の右足(右サイド)の場合が多いと思いますが、もっと重要なのは左足(左サイド)なんです。
それはなぜか?
バックスイング時よりダウンスイング時の方が、クラブヘッドも身体の動くスピードもはるかに速いので止めにくいからです。
止めるとは、「左足(左サイド)でつっかえ棒を作る」と言ってもいいくらいです。
クラブを振り下ろす時に身体の左サイドが流れたり、引けたりしないように「止めること」です。
「止めること」は、振り遅れているヘッドが追いつくように、インパクトでフェースがスクエアに戻るまで待つというふうに考えたらいいと思います。
左足下がりのライが苦手なゴルファーも多いですが、これは平地よりも左に動く力が大きくなる身体を止められないからです。また、チーピンやヒッカケは身体が止まるから……、とよく言われますが、本当は止まらないことが原因です。
↑ここまでは知っておきたいこと↑
↓ここからがやってみてほしいこと↓
止める方法は、左股関節で力を受け止めて左足(左サイド)を止めます。しかしアマチュアの方には中々難しいと思いますので、スタンスを広く取ったり、クローズドスタンスにしたりするとやりやすいと思います。
ダウンスイングで、左足をつっかえ棒にする意識を強く持って練習してみましょう。
飛距離も方向性もかなり良くなると思います。
お試しください。