21.4世紀ゴルフ⑨
どんなスポーツでも「構え」は非常に大切だと思うのですが…。
ゴルフはどうなのでしょう?
アマチュアの方を見ていると、練習場でもコースでも「いいアドレス」をしている方に滅多にお目にかかりません。アドレスよりも振ること(スウィング)ばかりに意識がいっているように見えます。
その結果、狙った方向を向いていなかったり、高くボールを上げたいのに低くしか打てないアドレスになっていたりしていることが多いように思います。それでは、狙った方向に打つことも、高く打つこともできないのは当然ですね。
アドレスを間違えてしまうと、スウィングする前にミスショットが確定してしまいます。
しかも、それを続けていると、アドレスの間違いをスウィングで調整しようとするので、スウィングは良くなるどころかどんどん悪くなって収拾がつかなくなってしまうんですけどね。
その点、プロの選手は、ショットをどう打ちたいのかアドレスから意図が伝わってきます。
ボールを高く上げるのか低く抑えるのか、ドローを打つのかフェードなのかアドレスした時にわかります。意図したショットが自然と出るようにアドレスしているわけです。ですから、アドレスしたらあとは振るだけですね。そのことを知っているだけに、プロはアドレスのチェックを毎日欠かしません。それほど、クラブを振ったら、打ちたいショットが自然に出るように構えることが何よりも大切なんです。
↓ここからが今回のご提案です↓
アマチュアゴルファーの皆さんも、毎回スウィングする前にアドレスをしっかりチェックする習慣を付けてみてはどうでしょう?。プロのアドレスのつくり方は、参考になりますのでぜひチェックしてみてください。
↓ここからはやり方です↓
1)方向のチェック方法
まずは目標に対してのスクエアを知ることです。(残念ながらスクエアに構えているつもりの人がほとんどです)
●足元に狙う方向に合わせてクラブを置き、それに対してスクエアに構えてみましょう。
→「えっ!これじゃ狙っている所に飛ばないよ!無理!」と感じたらアドレスの方向がズレているということです。
でも、知ることが大事で、必ずしもスクエアに構えなくてもいいんです。普段のアドレスが、自分は目標に対して右(左)を向いている、そう認識していることが大事なのです。
2)高さの調整法
●ボールの高さを調整するアドレスの方法は、目線を上げるか下げるかだけです。
→高いボールを打ちたい場合は、打ちたい高さに目線を向けたままアドレスしてみてください。自然にアドレスが変わるのがわかると思います。低いボールはその逆です。
上手にアドレスできるとゴルフは格段に楽しくなりますので、お試しを。