おとく

熱いコーヒーから立ち上る湯気が見えなくなった。春がもう終わりかけている。

久しぶりにマグカップを小さめのものにした。最初は容量不足に感じたが、コーヒーを最後まで温かいままで飲み干せるサイズであるのは、見方を変えたらとてもリッチなのである。大きなマグを使っていると中盤以降はもうぬるい出涸らしを飲んでいるようになる。だから結局、残り三分の一は飲みきれず捨てていた。必ずしも大きいことが「お得」ということではない。そんなことを感じた。

コーヒー、紅茶は、美味しく飲めなきゃ意味がない。ホッとするからリフレッシュになる。適した「サイズ」というものが結局は「お得用」なのだ。

なんでも足りないくらいで「ちょうど」である。

 

 

 

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在