![](https://tagayasu.life/wp-content/uploads/2020/04/0EBDF554-D4DE-4CC2-8648-587F37C75EB3-1024x684.jpg)
クランクネック、あるいはアンサーネックといわれるパターの定番ネックデザイン。1960年代中盤までこのようなネックのパターはなかった。カーステン・ソルハイムがANSERパターを世に問うまでは。
なぜ、このような鍵型のネックにたどり着いたのだろうか。
![](https://tagayasu.life/wp-content/uploads/2020/04/63AC7520-9C74-45D2-A5D0-E62E8DEA2DF0-1024x686.jpg)
シャフトの中心軸線よりもヘッドが後ろにセットされる。それが鍵型ネックにすることでもたらされたものだ。
ANSERのようにヘッド自体は深重心ではないボックス型のパターでも、それをシャフト軸より後方にセットできれば、深重心マレットと同じような効果を生むことができる。細身なのに意外に深重心。ヘッドのヒール・トゥ・バランス(左右への重さの振り分け)だけでなく、重心深度さえもネックの在り方でコントロールしていた。
カーステン・ソルハイムは、偉大だ。