フィッティングに来るゴルファーに、よく言われることは、
「あんまりうまくないから違いなんて分からないかもしれません」
もちろん、謙遜されていることも多いのですが、いつも返す言葉あります。
「大丈夫です。フィーリングに伝わってこなくても、体は正直に反応しますので」
そうなんです。本人がわからないと言っていても、人間って無意識にいろいろと違いを出してくれるんです。僕はその変わった部分に目を凝らします。時には耳を澄まします。
そうすることで、何が違ったのかを自然と教えてもらえるので。

例えば、バウンスの違い。 ほんの数度の違いです。確かに数値だけ聞くとそんな差が本当にわかるの?ってなります。でも、打つときに、皆さん無意識のうちにいろんな事されています。
バウンスが少なければ、刺さってしまうのでは?とセンサーが働きますし、多いと邪魔になるのでは?というセンサーが働いているようです。
まずは、自分を信じてみてください。正直に自分の体にいろいろと聞いてみましょう。