スイングのイメージ

21.4世紀ゴルフ (171)

スイングする時のイメージはたくさんあると思いますが、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

前回、ジャストインパクトするための提案をしましたが、今回は、ジャストインパクトしやすいスイングイメージの提案です。

ひとことで言えば、アドレスの姿勢に戻ってインパクトするイメージです。(あくまでもイメージです。実際のスイングの動きは同じになりません)

考え方として、インパクトがアドレスの姿勢に戻れば、当然クラブフェースも構えたところに戻るわけですから、ナイスショットが約束されますね。

このスイングイメージは、トップの姿勢から、左足ヒザだけをアドレスの位置に戻して、いち早くボールを正確に強く叩ける態勢を作ることが目的です。

【イメージのつくり方】
まずは、ボールを打たないで、ゆっくりと分解したスイングでイメージをつかんでみてください。
分解したスイングでイメージがつかめたら、連続したスイングで試して、最後は実際にボールを打ってみます。

①アドレスを作ります。(左足ヒザの位置を確認しておきます)

②トップでスイングを止めます。

③トップの姿勢から左足ヒザだけをアドレスの状態に戻して、動きを止め確認します。
左足ヒザだけをアドレスの状態に戻そうとすると、上半身と腕はつられて引っ張られると思います。
上半身はトップの姿勢を出来るだけ保ってみてください。腕は右ヒジが右脇腹につくように降りると思います。

④確認できたら、右腕でクラブをアドレスの位置まで戻します。
大事なことは、アドレスの姿勢に戻るイメージですから、クラブを振るのではなく、ボールを叩いて終わり(インパクトまで)のイメージです。


また、インパクトまで下半身はアドレスの状態を保つ(止めておく)意識を強く持つことです。

イメージがつかめてくるとボールの飛距離も方向も今までと違ってくると思います。

お試しを。

 

 

 

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員