うまくスイングするためのコツ

21.4世紀ゴルフ(114)

ドライバーやアイアンショットが安定しない、上手くミートできない、当たっても曲がるという方は非常に多いのではないでしょうか。

今回は、それらを改善するための提案です。

ショットが上手くいかない最も大きな原因。それは「スイングする時に身体を回転させる意識を持ってしまう」ことになります。

実際に、「できるだけ大きく回さないと上手く打てない、飛ばせない」と思って、回転を意識している人は多いと思います。

「なぜ身体を回しちゃいけないんだ!!」と多くの声が聞こえてきそうですね。

↓本題はここからです↓

回転させてはいけないのではありません。回るコツを知らないと、ひどいショットになるということです。

スイング中に回転させる意識を持つと、バックスイング、ダウンスイング時に足裏の体重の掛かる位置が、両足親指付け根からカカト側に外れ易くなってしまいます。体重がカカトに寄ってしまうと、クラブの軌道が不安定になり、ボールに上手く当たらなかったり、当たってもボールが曲がり狙ったところに飛んでいかない、ということになるのです。

つまり、体重をカカトに外さないことが、うまく回転するコツなのです。

では、なぜ体重がカカトに外れてしまうのか?
一言でいうと、ゴルフスイングとは前傾することで、クラブを斜めに角度が付いた形で振るからです。そのため、バックスイングではクラブも身体も背中側に動きます。これだけで体重が右足の後ろ(かかと側)に引っ張られやすいのです。ダウンスイングでは回し戻そうしますから、今度は左足が後ろ(かかと側)に行きやすくなります。これはある意味、自然な現象です。

意識せずともカカト重心になりやすいのですから、自ら「身体を回す」こと意識してしまうと、さらにカカト体重を助長することになりかねません。このことから21.4世紀ゴルフでは、「回す意識」はなくした方がいいと考えています。

繰り返しますが、身体を回転させる意識が悪いわけではありません。

もし、意識を持つのであれば、体重が後ろ(カカト側)に行かないように、その力を両足股関節で受け止めてスイングすることです。バックスイングでは右股関節、ダウンスイングでは左股関節です。ただ、それをするには股関節の柔軟さが必要で、同時に柔軟性を保つ必要もある事を知っておいて頂きたいです。

もう一つは、かなりスイングが窮屈に感じると思いますが、足親指付け根から体重が外れない範囲で身体を回してスイングすることです。

ここからはドリルです。

股関節の柔軟性が無くても、スイングの窮屈感も感じさせないで、両足の親指付け根から体重が外れない方法です。

両足の親指付け根の間を直線的に体重を揺さぶってスイングしてみてください。

板に乗って両ツマ先の間で直線的に体重移動する感覚を覚えるのも「手」です。カカト方向にスピンアウトしないようにしましょう。

クラブは両手で握っているのでスイングに必要な分だけ身体は回転しますので、回す意識は一切必要ありません。バックスイングはクラブが上がるところまででOKです。
飛距離は十分でます。というより大きく揺さぶれれば今までよりも飛ぶと思います。芯でミートできる確率も上がりますし曲がりも少なくなるはずです。

はじめは自分では大きく揺さぶったつもりでも、思ったほど揺さぶれないと思いますが、少し続けていると動けるようになってきます。

お試しを。

この記事を書いた人

伍井 佳介

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員