「思い切りよく」振る

21.4世紀ゴルフ(51)
プロのトーナメント中継の中でよく使われる言葉に「この人のスイングは思い切りがいい」というのがありますね。私個人的にはプロはみんな思い切りよく振っていると思いますが、アマチュアゴルファーの皆さんは思い切りがよくないように感じています。この「思い切りがいい」ということについて、21.4世紀ゴルフ的な考えをお話したいと思います。

「思い切りがいい」というのは、「クラブを思い切りよく振る」ということですね。これは「思い切り振る」のとは意味合いが違います。

その違いは何かというと、練習場とコースの違いです。

「思い切り振る」=練習場でのスイングです。以前に練習場での練習方法の一つとして、「120%で思い切りクラブを振る」ことをお勧めしました。

一方、「思い切りよく振る」=コースでのスイングです。(時たま練習場でも試してみましょう)

こちらも思い切り振りますが、バランスを崩さない範囲でという条件が付くことが違いです。では、コースで「思い切りよく振る」にはどうしたらよいでしょうか?  それには、スイングを始めるまでの準備が大切なんです。

その準備とは、考えを整理して決めることです。スイングする前に、自身が出来る範囲で、どのクラブで、どこに、どんな弾道で、どんなスイングのイメージで打つのかを整理して決めることです。

そうすることで、迷いや不安を取り除くことができて、「思い切りよく振る」ことができます。

練習場でもどこに、どんな弾道で、どんなスイングのイメージで打つのかを整理して丁寧に打つことが大切です

想定外の大きなミスショットは、打つ前に「考えがまとまっていない、決めていない」ことが原因になることが大半です。

練習場ではいいショットが打てるのに、コースでは???という方。アドレスに入る前に、考えを整理して、やることを決めてプレーしてみましょう。結果もついてくると思いますよ。

お試しを。

この記事を書いた人

伍井 佳介

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカーなど会社員暦30年余り、プロゴルファー暦27年、クラブフィッテイング暦22年のハイブリッドな人生を送っています。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員