狙ったところにボールを打つために。

21.4世紀ゴルフ⑭

人間には五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)があって、全体の80%は視覚から情報を得ていると言われています。ゴルフでも目からの情報から状況を把握し判断しているのでとても大切ですね。

コースをプレーするときも、目で見て、どこに打ったらよいのか、どこに狙いをつけるのかを決めるはずですが、アマチュアの方を見ていると意外にそうした確認をやっていないことが多いように感じます。どちらかというと、打ちたくないところにばかりに目がいっているのではありませんか?

視覚からの情報は集めれば集めるだけ良いように思いがちですが、取捨選択が必要です。

「ペナリティエリア(OB)に打ちたくない、池に入れたくない、谷に落としたくない」などなど、せっかく集めた情報を悪い方向に活用してしまっては意味がないですね。スイングやメンタル面に悪い影響を与えるような情報は、スイングする前に捨てなければいけません

これらの情報を捨てきれないと、思い切りよくスイングできず思わぬミスヒットをしたり、打ちたくないところにボールを打ち込むことになります。

ある先生の話では、自分の指令に対して脳は「否定形」を理解できないそうですよ。「あそこには打ちたくないから避けろという指令=あそこに打てという指令」になるそうです。
「あそこには打ちたくないと思っていたら、そこに行ってしまった」という経験は皆さんもあると思いますけど(笑)

では、狙ったところに打つにはどうしたらよいのか。

 

↓今回のレッスンポイントです↓

絶対に打ちたいところ、つまり狙いを定める。

しかも、できるだけ小さな目標(ピンポイント)で。

あそこに打つ!と1点に決めることです。

この際、「だいたいあの辺」はやめましょう。

ポイントは、

打ちたくないところに意識がいかないように、

打ちたいところにだけ意識を集中させることです。

慣れてくると、打ちたくないところは視界から消えるようになります。

いわゆる集中力が高まった状態です。

すべてのショットが狙ったところに行くとは限りませんが、

ミスの範囲は確実に狭まります。

次回コースでプレーする時にお試しを。

蛇足ながら、個人的に昔からずっと気になっているのが、よくあるキャディーさんのコース説明ですね。(いろいろ事情があるのは承知してますが)
親切に教えていただけるのは嬉しいですが、ティグラウンドに立つと「このホールは、左がOBなので左は気を付けてください」のような説明です。言われた途端に左のOBまっしぐらなんて経験はありませんか?
今回の話からすると、「このホールは右を狙うのがベストです。あの○○を目標に打ってください」と言ってほしいんですけどね。。。

この記事を書いた人

伍井 佳介

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカーなど会社員暦30年余り、プロゴルファー暦27年、クラブフィッテイング暦22年のハイブリッドな人生を送っています。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員