21.4世紀ゴルフ㊽
アマチュアゴルファーの皆さんは、スイングやアドレスで何か「これだ!」というヒントをつかんで調子が良くなっても、なかなか長続きしないことが多いのではないでしょうか。
今回は、ゴルフの良い調子を長続きさせるための1つの考え方をお話します。
どうしてショットの良い調子が長続きしないのでしょうか?
ゴルファーも人間ですから、「ヒントをつかんだら、これを意識しておけばナイスショットが打てるから、この感じを忘れないようにしよう!」と思うのは当然です。
でも、意外にここに落とし穴があるように思っています。それは、
「やり過ぎ」 。つまり意識過剰です。
スイングのひとつの動き・型に意識を集中して行っていると、気がつかないないうちに「ちょうど良いところを通り過ぎてしまう」ということです。目的がいいショットを打つことではなく、ヒントの動きをやることになってしまうことが多いのです。
では、どうすればこうした傾向を防ぐことができるのか。以下を参考にしてみてください。
・意識をなくす(あれっ、なんか調子がおかしいぞ。の状態であれば)
意識しなくてもヒントの動き・型が出来ているのかもしれません。もう意識する必要はありません。
・意識してきたことと逆のことをやってみる(何だか全然ダメじゃん、何で?の状態になってしまっていたら)
かなりスイング・型が偏ってしまっている状態です。意識し始めた時の状態に戻す必要があります。
ゴルフスイングは、何かの動き・型を意識し続けると次第に偏っていきます。
良い調子を保つためには、時々逆の意識を試してみることで、「ちょうど良いところ」をキープすることが大切です。
お試しを。