今年の目標を実現する考え方

21.4世紀ゴルフ (105)

新年、明けましておめでとうございます!本年もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。まだまだコロナが収まるには時間がかかりそうですが、万全の対策をとってゴルフを楽しんでいきましょう!

さて、皆さんも今年のゴルフの目標を思い浮かべていることと思います。今日はその目標を是非達成して、上手くなりたいと思っている方に提案です。

実現するのには、目標の立て方と取り組み方が大切です。

目標は、何となく上手くなりたいという漠然としたものになりがちです。

「何をどうしたいのか?」を具体的に設定することが大切です。

例えば、スコアであれば100・90・80を切る、飛距離を10y伸ばす、スライス・フックなど曲がりを治してOBを無くす、パット数を36以下に減らす、アプローチでザックリをなくす、大会で優勝する、などなど・・・

その具体的な目標を実現するには、どんな練習をすることが必要なのかを決めましょう。

目標は、あれも、これもと思っても、アマチュアゴルファーの皆さんの限られた練習時間の中で、いっぺんに改善に取り組むことは難しいですから3ヶ月単位」で考えてみましょう。それなら1年間で4つの課題を解決出来ます。

まずは、春までの3ヶ月間は、最も直したいことに練習の80%を集中的に費やしてみてください。残りの20%は、次の直したいことに少し取り組んだり、調子の悪くないことをキープするために使います。

3ヶ月を一区切りとしてひとつの課題に集中して取り組みましょう! カレンダー/TM・PHOTOLINKS Taku Miyamoto 2021

3ヶ月取り組んでみると、改善出来るだけでなく、「こうやればいいんだ。この感じを忘れなければOK」というように自分だけの感覚の基準を作ることができます。自分のモノになる、スタイルができるということですから今後大きく調子を崩すこともなくなります。

3ヶ月間である程度満足のいく改善ができたら、次の直したいことに取り組んでいきましょう。何かが改善されてくると何かが上手くいかなくなるのもゴルフです。その時に目移りしてしまいがちですが、はじめに決めた最も直したいことを忘れずに続けることが大切です。

もちろん、「別にそんなに真剣に考えていないし、楽しくゴルフができればいいよ!」という方はそれでOKです。

ゴルフが上手くなりたいと思って目標を立てている方。3ヶ月を一区切りとして集中していけば、今年の年末には「今年はゴルフ上達したな!」と思えるかもしれませんよ!

ご一考を。

(編集部より)21.4世紀ゴルフのレッスンを直接受けたい方はこちらをご覧下さい!

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員