ユーティリティをうまく打つには?

21.4世紀ゴルフ①

こんにちは。クラブセッティングのお話を少し。

「伍井プロ、ウッド7本、アイアン6本、パターの14本ですね。」

シニアツアーのスタート前、キャディーさんのクラブ確認でした。そう言われてみると、アイアンよりウッドの方が多いんだなって初めて認識した記憶があります。既に5年前にシニアツアーを自主引退しましたが、シニアといってもコースの距離は7,000ヤード近くありますので、パー3は平均200y、パー4は450y前後のホールがいくつかあります。私にとって180y~200yの距離を長いアイアンでグリーンに乗せるのは、とても確率が悪く、厳しかったんですね。そこで、ユーティリティを積極的に使い始めたわけです。それからというもの、その距離が逆に得意になってパーなら十分のホールで意外にバーディーになったりしました。

スコアを求めるのであれば、年代に合わせて使うクラブはどんどん変わるってことですね。もちろん、ゴルフの楽しみ方は人それぞれですから、好みのクラブでプレーすることもいいと思います。

「ユーティリティクラブ使ってみようかな!」と思われた方、すでにバッグに入っているけど上手くいかない方に、上手く打つコツをひとつ。自分に合ったスペックを選んだら、ウッドのように払って、トップ気味に打つ意識を持つといいと思います。

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員