飛ばしのレベル。

セントアンドリュース オールドコースの18番グリーン。07年cluber撮影。

飛ばす資格はあるんですか?

街の中にゴルフコースがあって、

コースのそこかしこに散歩してる人がいて、

グリーンのすぐ奥の石段に座ってプレーをみてる人がいて、

有名な橋で記念写真を撮りたい人々がズラリ並んでいて、

急に風が強くなってきたり、雨が降ってきたりして。

そんな中で、遠くにボールを飛ばしたいなんて一切思わなかった。

見えるところにボールを運ぶのが、いちばんいいと思った。

SWを思い切り地面に打ち込んで、

もしゃもしゃの中から1メートルボールが飛んで、

ポロンとフェアウェイに出ただけで嬉しかった。

距離は短い。飛ばす意味はないのだ。

へたに飛んだらボールがなくなるし、曲がったら人に当たるかも。

ドライバーは、2ホールで使うのをやめた。

ああ、だからこの国には大きなゴルフメーカーがないのかって思った。

道具に依存したって始まらない。

自分が見える範囲でやるのがゴルフで、プレーヤーの責任なんだって教わった。

少なくともここでドライバーをぶん回すレベルに、私はなかった。

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在