最近、ゴルフの周辺でも「選択肢」という言葉が目立つようになりました。商品は、本当に多くのモノが出ています。「選択肢」というほど、特性が違うモノがあるどうかは横においておきつつ、ダイバーシティ化というのが世の中の流れなのだと思います。
モノの多様化というのは、まず使う人の価値観が様々であることが大前提です。人が同じ方向を向いているならば、モノの種類も一方行でよいのですから。
ゴルフは?
ゴルファーの価値観は多様化しているでしょうか。モノが消費者マインドのメタファーとすれば、ゴルフに限っては、それほど多様化していないように思えます。同じ流れに乗らなければならない。同じクラブをいい!といわなくてはいけない。同じティから打たなくてはいけない。飛ばさなければ、ならない。多くの人がそう思っているようにみえます。
ゴルフとは?
その答えは人それぞれであるべきですね。違う価値観を潰すこともなく、妙に迎合するでもなく。折り合いをつけながら、うまいことやっていくのがこれからのゴルフなんでしょう。
違うことをやっている人を異端としない。我もまた異端である。そう思いながら。
ゴルフはいくらでもアレンジして愉しめる、素晴らしい「文化」なのです。