ゴルフの実力

21.4世紀ゴルフ(155)

ゴルフの楽しみ方は人それぞれですが、ゴルファーの実力を測るのは、やはりスコアになりますね。

どんなに見た目きれいなスイングをしても、どんなに飛ばしても、どんなにかっこいいショットを打っても、最終的にはスコアで上手いゴルファー・下手なゴルファーが決まります。仲間と競い合うのも、コンペで優勝するのも、ベストグロス賞を獲得するのもスコアです。

今回は、ゴルフの実力をつけたいと考えているゴルファーの方に提案です。

【ベストスコアよりワーストスコアにこだわる

ゴルフの実力をつけるには、ワーストスコアを縮めていくことが大切だと思います。

「スコアはどのぐらいでプレーしますか?」と聞かれた時に、「ベストは○○です」や「平均スコアは○○くらいです」と答えるのが普通だと思います。悪い時のスコアを答える方はほとんどいないのではないでしょうか? 悪い時のスコアを聞かれることもあまりないと思いますが…(笑)

ともあれ、ベストスコアを目指してプレーすることも大事ですが、ワーストスコアが縮まれば、おのずと平均スコアも良くなりますし、調子が良い時にベストスコアも更新できると思います。

その日のコースの難易度や雨・風・気温などの天候、体調や調子などスコアに影響する条件はたくさんありますが、どんな条件であっても、ある一定のスコア以上に叩かないことが実力のあるゴルファーだと思います。

そこで、ワーストスコアを縮めていくための提案です。

以下の2つが大切だと思います。
・その日の様々な条件を考慮してプレーできる対応力、調整力。
その日の条件に合わせたスコア設定ができること。無理なくできることを確実にプレーできることです。
・最後のパットまで丁寧にプレーする姿勢。
途中で思ったようなスコアになっていなくても、スコアの崩れを最小限にとどめるプレーができることです。

皆さん、今年のワーストスコアはいくつでしたでしょうか?

そのワーストスコアを縮めることを考えてみてはどうでしょうか。ゴルフの実力がつくと思います。

ご一考を。

 

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員