21.4世紀ゴルフ(77)
「ゴルフはミスのゲーム」と言われています。みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
私も全くその通りだと思います。コースをすべてナイスショットでプレーすることは不可能ですね。
アマチュアゴルファーだけでなく、プロであってもミスショットは頻繁に起こります。プロ、アマ問わず「今日イチ」なんて言葉があるくらいですから、完璧なショットは1ラウンド中にほとんどないと言っていいと思います。
ただ、プロの場合、日々の練習によってスイングの精度が高いので、ミスショットの結果が大きなミスになる確率が非常に低いだけです。
その点、アマチュアゴルファーの場合、結果が大きなミスになる確率が高く、しかもそれが連続して起こってしまうことがしばしばありますね。
だからこそ、皆さんは「自分もプロのようにスイングの精度を上げていかなければならない!」と思っているのではないでしょうか。
でも、ほとんどのアマチュアゴルファーは、プロのようにスイングの精度を上げるために毎日何時間も練習して、毎日のようにコースをプレーすることなんてできませんよね。
では、アマチュアゴルファーはどうすればよいのか?
【ここからが21.4世紀ゴルフからの提案です】
ミスショットの結果が大きなミスにならないスイングを目指すのが現実的です。
プロのようにスイングの精度を上げるということではなく、ある程度ミスを前提としたスイングの考え方、イメージに変えるということです。
例えば、アイアンショットやアプローチなど、ザックリとかトップのミスショットがありますね。
これらのミスは簡単に言えば、アドレス時のクラブヘッドの高さがインパクトで変わることで起こっているわけです。
なので、クラブヘッドの高さが変わらないようにスイングすれば起こらないことになりますね。
実際には、ヘッドの高さを変えずにスイングすることは不可能ですが、これまでのスイングとの違いが感じられると思います。
この考え方・イメージでスイングすると、ダフりやトップの程度が大きく軽減されて、結果が大きなミスショットにはなりません。100点のナイスショットと全く同じ結果にはなりませんが、ミスをしても結果が60~70点のショットを打つことができます。
最も基本的なやり方の1つ、「ボールだけを打つ」練習をしてみてください。練習場では、クラブのソールがマットを擦らないようにスイングするイメージです。
練習場では、ナイスショットを目指すスイング練習ではなく、ミスしても結果が大きなミスにならないスイングを練習をした方が、ゴルフは上手くなります。このスイングで練習すると結果的にナイスショットの確率も上がります。
お試しを。