ボビー・ジョーンズとマッケンジー博士が出会ったのが偶然なのか、必然なのか、蓋然なのか。誰がどう考えるのかによって違うのだろうけれど、素敵な出会いだったとおもう。
そこまで歴史に残らないことだけど、日々同じような素敵な出会いが繰り返される。記憶に残るもの、記録に残るもの、消えてしまうもの。
大倉喜七郎にゆかりある土地で育ち、馬小屋でひっそり保管されていたヒノキの板に描かれた川奈、手作りのそのテーブルはとても美しいものだった。
星の数ほどある点群のなかを一滴のしずくが流れていくように縁は繋がれていくのだとおもう。