点線

ボビー・ジョーンズとマッケンジー博士が出会ったのが偶然なのか、必然なのか、蓋然なのか。誰がどう考えるのかによって違うのだろうけれど、素敵な出会いだったとおもう。

そこまで歴史に残らないことだけど、日々同じような素敵な出会いが繰り返される。記憶に残るもの、記録に残るもの、消えてしまうもの。

大倉喜七郎にゆかりある土地で育ち、馬小屋でひっそり保管されていたヒノキの板に描かれた川奈、手作りのそのテーブルはとても美しいものだった。

星の数ほどある点群のなかを一滴のしずくが流れていくように縁は繋がれていくのだとおもう。

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー