立てて当てるか、寝て当たるか。
久々にお気に入りのミズノプロでボールを打ってみました。とても打ちやすいと思いました。#3でもボールは問題なく上がります。ノーマルロフトのアイアンなので、上がらない、ということはありません。今のディスタンス系より2番手以上ロフトが大きいのですから、上がるはずです。
でも、飛ばないかも。それはパワーの問題もありつつ、インパクトでロフトが寝ちゃってるからだと思います。静的なロフトよりもインパクトでロフトが立つのがトッププロ、ロフトが寝てしまうのが私なのだと思います(汗)
今どきのディスタンス系アイアンは、超ストロングロフト。立ったロフトを立ったまま、あるいはそれ以上立てて当てていたならば、いくら深低重心設計を極めても、ボールは簡単には上がらないはずです。スイング的にインパクトで多少ロフトをつけてしまうから、それなりに上がって、ノーマルロフトアイアンよりも飛ぶ。そう思っています。
超ストロングロフトアイアン!などと、ついついアイアン側のロフトばかり注目してしまいますが、久々にノーマルロフトアイアンを打って、自分自身のウイークになっているであろうインパクトロフトのことを憂いました。
お気に入りのミズノプロも、打つ人が打てばもっと飛ぶのです。ストロング・インパクトロフトの人が打てば……ちゃんとです。
ウイーク・インパクトロフトには、ストロングロフト。ストロング・インパクトロフトには、ノーマルロフト。足し算・引き算。バランスですね。番手ごとの距離を出すためには何度で当てればいいのか、決まっているのです。そういう意味でアイアンは、インパクトでロフトを立てる人向け、寝かす人向けで大別できるんだなぁと思いました。
必要な距離を打つために何度で当てればいいのか。気にしたいロフトはそれ。
そのために違うロフトの番手をいっぱい持っている、といえます。
※ウイーク・インパクトロフト、ストロング・インパクトロフトというゴルフ用語はないと思いますので、お気をつけください。