地産地消のReborn作戦。

小金井カンツリークラブの整備中に伐採されたサワラの枝で。

生まれ変わる。活かす?

花で目を楽しませる木。新芽の躍動で元気をくれる木。落葉寸前、その色彩で心を揺さぶる木。ゴルフはたくさんの樹木の間で行う娯楽ですね。

個人的に日々樹木に力をいただいているイメージを持ちながら暮らしているので、きっとゴルフが好きになったのも、木の中で過ごせるからなのではないか。そんな気がしています。

2年前から「木のたまご」を作っています。

最初は既製品(乳児の木育に使われる北海道のKEM工房製)を持ち歩いていました。もちろん私はおっさんなのですが、木に触っていると落ち着くもので……工房でラインナップしている全樹木のたまごを集めました。

買う、から作るになったのは、事務所のあるショートコースの木々が道路工事の関係でバッサバッサと切り倒され、うず高く敷地内に積み上げられていたからです。なんか哀しかったですし、この木を何かに活かせないかなぁと思ったのです。それで椿や栗、さくらで「木のたまご」を自作してみたというわけです。いびつですが、買ったやつよりも愛着がわくんです(笑)

別に、こうしたものを作ったところで大勢に影響はないわけですが、世の中に多くの木製品があるわけですから、ゴルフ場で出た木も何かに生まれ変わることができるんじゃないかなぁと、毎日「木のたまご」を握り、毎週土曜に蜜ろうでメンテしながら考えています。

実は具体的にやってみたいことがあるのです。ゴルフ場で伐採木をいただいてきて、それを「あるもの」(木のたまごじゃないですよw)に加工、またゴルフ場にお返しして活かしてもらう。そんな取り組みです。ボランティア的に、そんなことをやってみたいなぁと夢見ています。想っていれば、いつかできますよね(笑)

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在