空き地草と、枯花

空き地に生える名も知らぬ草。

道端で開く小さな花弁。

 

 

 

徒歩通勤するようになって妙に気になる存在となった。

 

 

曲線がいい。色合いがいい。

 

 

暗がりでも仄かに輝く。自然の彩色。

活けて萎みゆくのを嘆くより、枯れて渋みを増した鈍色を愛でていたい。

花器/牧 由加里

 

空き地草 あきちぐさ

枯花 かれはな

誰も気にしないからこそ美しい。

自己満足の新しい愉しみ。

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在