為て見様ぢゃないか

アーサー・ヘスケス・グルーム(1846-1918)

“六甲山頂の始祖。その別荘第一号の名が「101」である。仲良し4人の茶飲み話で「ゴルフを為て見様ぢゃないか」となり、手作りで4ホールを作った。それが1901年。”

(神戸GC発行 グルームからの伝言 奥付より抜粋)

日本のゴルフは、そうして始まった。今からちょうど120年前のことだ。

ずいぶんと大きく、ニッポンのゴルフは成長した。さて、その在り様をグルームはどう見ているだろうか。

「ゴルフのお店でもシテミヨウヂャナイカ」と思って、毎日小屋の片付けをしている。今までと違い、誰が来るのかわからないのがお店の面白さだ。このテーブルにも誰が座るのか。まったくわからない。

神戸GCの小さな冊子をいつも置いておこうと思う。ゴルフの作法が書いてあるからだ。

 

雨が上がった今朝は、「101」と小屋の壁に打ちつけた。看板はこれでよし。

 

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在