腰痛を予防するために

21.4世紀ゴルフ(98)

寒くなってくるこの季節、腰痛・ぎっくり腰を患うゴルファーも多くなってきますね。私の周りにも患っている方が見受けられるようになりました。

腰が痛くて、大好きなゴルフが出来ないのは辛いですよね。どこが痛くてもスイングに支障をきたしますが、腰はその中でも最も大事な部分の1つです。

私も、ぎっくり腰で悩んだ経験を何度もしています。

予防のために腹筋や背筋などを鍛えるトレーニングは大切ですが、なかなか毎日続けることは難しいですよね。ストレッチの方が少し続けやすいかもしれませんがどうでしょうか。

「いやいや、わかっているけど結局出来ないんだよね!」という方に、今回はトレーニングやストレッチより、いつでも・どこでも簡単に出来る方法を提案します。

私自身、これを始めてから1年以上が経ちますが腰痛もなくぎっくり腰も起こっていませんので、効果はあると思って続けています。

その方法は、腹圧呼吸です。(詳しくは、ネットで検索してみてください)

私のやっている方法は以下の通りです。

①立ってお尻の穴を締めた状態で、鼻か口いずれかで息を吸う時、お腹を目いっぱい膨らませます。(吸った空気をお腹にためる感じです)

②息を吐く時、口を軽く閉じて圧をかけて少しづつ長く吐きながら、さらにお腹を目いっぱい膨らませます。かなりお腹に力が入る感じになります。

これだけです。10回程度繰り返します(思いついた時に2~3回でもOKなので頻繁に)。

また、更に効果を高めるために私が使用しているモノをご紹介しておきます。

ULTRA breathe(ウルトラブレス)。もともと心肺機能を高めるためのモノで、アスリートや吹奏楽器奏者が使用するモノです。

口に咥えて使います。息を吸う時も吐く時も抵抗がかかるので、より効果があると思います。

腰が痛くて、練習もコースプレーも出来ずにストレスが溜まっている方、痛さが収まったら始めてみてはいかがでしょう。

お試しを。

(編集部より)21.4世紀ゴルフのレッスンを直接受けたい方はこちらをご覧下さい!

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員