ゴルフ4つの要素

21.4世紀ゴルフ㊳
今回は、ゴルフを上手くプレーするための4つの要素と21.4世紀ゴルフの考えをお話しします。

ゴルフにとって大切な4大要素。皆さんもよくご存じと思います。

・スイング
・フィジカル
・メンタル
・道具(クラブ・ボール)

どれもとても大切な要素ですね。

21.4世紀ゴルフでは、そのうちスイングと道具の2つの要素に絞って、上達と楽しいゴルフを目指すことが現実的だと考えています。

なぜなら、大事だとは分かってはいてもアマチュアゴルファーにとって4大要素すべてを並行して高めていくことは、時間と手間を考えるとなかなか難しいと思うからです。

21.4世紀ゴルフでは要素を絞り、かつスイングについても毎日のように練習に取り組むことは難しいことを前提に取り組み方を考えています。限られた練習の中で、いかに短期間で効率よくボールを上手く打てるようになるか。それが大事だと思っています。

また、もう1つの要素である道具(クラブ・ボール)ですが、クラブは、それぞれのゴルファーにとって上手くプレーできる可能性の最も高いクラブをキャディバッグに入れること、と同時に自身のスイングに合ったものを使用することが鉄則です。また、ボールは、クラブに比べて少し意識が薄いように感じています。どんなボールを使ってもOKですが、ボールそれぞれの特性を知っておくことが大切です。

フィジカル、メンタルの強化は、本気でスコアを良くしたい、ハンデキャップを減らしたいという方にとってはもちろん必要になりますが、スコアはあくまでその日の結果であって、純粋にプレーを楽しみたいという方にとってはさほど重要とはいえません。どちらを選ぶかは皆さんが「どちらがより楽しいのか」によります。一度考えてみてはいかがでしょうか。

ここまでに紹介しました21.4世紀ゴルフ流のスイング。そしてこれからお話ししていく道具については、これからゴルフを始める方やアマチュアゴルファーの皆さんすべてに参考にしてもらえたらと思っています。少しでも気軽に簡単にゴルフのボールを打つ楽しさ、プレーする楽しさを知ってもらえると嬉しいです。

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員