クラブを上手に振るために

21.4世紀ゴルフ(85) 

練習場で見ていると、多くのアマチュアゴルファーの方はクラブを上手に振れていないように感じます。そこで質問です。

みなさんは、スイングする時、左手と右手のどちらを意識しているでしょうか?

もちろんスイングは「クラブを振る」動作なのですが、ボールを打つのはクラブヘッドですから振るのはヘッドともいえます。では、クラブヘッドを速く、正確に振るには、右手と左手どちらを使うと上手くできると思いますか?

実際にそれぞれ片手でクラブを振ってみると確認できると思います。結論から言うと、右利き・右打ちの方の場合、左手ではクラブヘッドを上手く振ることができないと思います。

左手に意識をおいてスイングすると、ボールを弾き飛ばすことが出来ずに飛距離を大幅にロスしてしまいます。また、クラブフェースをスクエアに戻すことが難しく、スライスやプッシュアウトなど右にボールが飛んでしまいやすくなります。

利き腕を活かしやすいグリップ法を21.4世紀ゴルフでは提案しています

それぞれのゴルファーにとって、クラブヘッドを最速のスピードで正確に動かすためには右手が大切です。左手の意識が強すぎると、右手の動きを邪魔をしてしまうからです。

余談ですが、私自身は「左利きで右打ち」なので、飛ばないし、スライスばかりするので苦労しました。本能的に左手でクラブを振ろうとしてしまうからです。

利き腕は積極的に使った方がいいのです

「力んで右手を強く使うとボールが曲がる」とよく言われていますが、曲がるのは右手が原因ではなく、右手で強くボールを打とうとした時に身体のバランスを崩すことが原因です。

「いいショットを打つには力まず、軽く振る」というアドバイスは、スイング中、身体のバランスを保つためと考えたほうが良いですね。でも、それは本来自分の持っている飛距離をわざわざ飛ばないようにスイングしていることになります。

一度左手の意識をなくして、身体のバランスをキープできる範囲で右手で思い切り強くクラブヘッドを振ってみてはいかがでしょうか?
飛距離と正確さが大きく向上すると思います。

お試しを。

この記事を書いた人

伍井 佳介

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員