使い続けるということ

1963年生まれのパター。いったい何人の手を経て我が元にきたのだろうか

ゴルフクラブって長く使い続けるのが難しいよね、って話になった。新しいのが短いスパンで登場して、そっちのほうがいいんじゃないかと思ってしまうし、ラウンド中に誰かから「そんなの使ってるから」とか言われたら、そうかなぁと思ってしまう。

そんなことないよ!と言いつつ、次にミスしたりすれば「もしかしたら道具のせい?」なんて疑い始めてしまう。ひとたび道具に不信感を持ってしまうと、それを払拭するのは非常に困難だ。

最近思うのは、ちゃんと打ててない原因は、自分の「アドレス」(身体的なバランス・ポスチャー・セットアップ)にあるのだということ。そこを正さない限り、大きな改善は見込めない。

そう考えると、適当に「アドレス」をして、よーいドン!でその都度違う軌道にクラブを上げ、その補正を道具の働きに委ねてしまうのは、あまりいい方法とは言えないかも。

いい動きをした時にいい結果が出る道具。悪い動きの時はそれなりの結果に。そういうモノが長く使うことができる道具なのかもしれない。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在