なんだかわからなくてもよい

よかった結果の「理由」を知ってもらう。あくまでも希望があれば(笑)

ゴルフ道具について、懇切丁寧に説明をしても返ってくる反応は、“なんだかゴルフクラブって難しいんですね”というものだったりする。大半のゴルファーが求めているものは、気持ちよく振れるモノ。そこそこ狙った場所にボールを運べるモノ。うんちくではなく、そのモノだ。

もちろん「そこそこでいいの?」と念を押されれば、“そりゃあ、もっと遠くに飛ばせれば一番いいけど”って答えるが、実際はそこまで高望みはしていない。そこそこ飛んで、だいたいフェアウェイにあれば十分。それをくれよ!ということだ。

ゴルフの専門誌、専門メディアとなると、詳しく知りたい人が読むのでしっかり取材して懇切丁寧に書くが、多くのゴルファーにとってそこまでの詳しい説明は不要なんだよな、って最近特に思う。詳しく、わかりやすく説明してしまうと、なるほど!と協会筋の目に留まり新たなルール改正のきっかけになるかもしれないし(汗)

なんだかわからないけど、気持ちよく飛ばせる。これからは、それでいいような気がするのだ。

一生懸命説明すればするほど「長い」ってなるし。短くする努力は惜しまないが、なんでも10分以内の動画でまとまるわけじゃないってことも、子供たちには教えていく必要があると思う(笑) これは余談。

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在