小満のころ

諸般の事情あり旅に暮らすような生活を続けておりますが、西行法師を気にかけ始めてから日常の大切さを強く意識するようになりました。派手なモノやコトに心奪われがちなのが人間の性なのでしょうけれど、この頃はそれが過ぎているように思います。
世の争いごとも過ぎた正義感が故の事かなと思いつつ、いろんなことを慎んでみようと心掛けておりました。

焦ることなく目の前の事実を観察していると、摂理が分かるような気がしています。何を悟ったわけでもないでしょうけれど、こそっと咲いた筆竜胆のようにあるのも悪くないと思ったものでした。

過ぎたるは猶及ばざるが如し。いましばらくその言葉を念頭に置きながら暮らしてみるつもりです。

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー