グローブのオーバーホールを行った。革紐を替え、へり革も新しいものに交換してもらった。
そうすると、クタクタ感があった時代モノがシャキン!っとなった。なんとなく古民家再生みたいな感じだ😅
このグラブは、ミズノのグラブ職人でマイスター職だった坪田信義さんの手になるもの。坪田名人が昨年お亡くなりになっていたことを知り、このグラブをオーバーホールに出そうと思ったのだ。もっと大事にしていくために。
オーバーホールをお願いしたベースボールショップの人が、手直しする時緊張したと言っていた。それくらい名人の仕事へのリスペクトがあるのだ。
事務所の中の家具、器類、置物、バッグなど。よく考えたら大半が人の手になるハンドメイドだ。もっといえば、この小屋自体も。
気に入っている道具たちの、作り手に思いを馳せる。愛おしさが増し、もっともっと大事にしようと思った。
自分があと100年生きるわけじゃない。今、此処にある、縁あったモノだけでじゅうぶん「最後」まで行けるのだ。同じ用途、ジャンルの道具は、もう買わなくていいんだなって思った。
そういうことを考える、年齢になったか(笑)